An Object Tells あらすじ/登場人物

An Object Tells あらすじ/出演者/スタッフ

安部公房の短編小説「棒」のあらすじ

ある日、男が子供を遊ばせるためにデパートの屋上にのぼった。
子供が飽きてしまっても、男は屋上から見える景色をじっと眺めていた。
そうするうち、男はふいに屋上から落ちてしまう。
落ちる途中に棒になった男は、偶然通りがかった学生二人とその先生によって裁かれようとするが、結局三人は「裁かない」という決断を下し、棒を放置する。

あらすじ/
An Object Tellsは、あの日棒を裁かなかった先生が、同じくあの日屋上に取り残された息子のところに、会いに来る話。

登場人物/
A,B,C,D,E

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C。Eを先生とするどこかの学校の学生/Dの同僚/ドアノブ。Dの同僚としては、一番の新人。
(高橋紘介・・・1989年、鳥取県出身。25歳。高校2年生の時、人数が足りなかった演劇部の助っ人として初めて演劇をする。その後大学3回生で小劇場を知り、観ているだけでは我慢出来なくなって今に至る。2012年より「悪い芝居」に籍を置いていたが、2015年3月退団。現在、京都府宇治市のアート・教育系のNPO法人「山城こみねっと」で職員をしながら俳優活動を続けている。
これまでに「悪い芝居トードリ」「トリコ・Aプロデュース」「枠縁」などに出演)

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E。B、Cを従える先生(今は博士になっている)/パンツ/洗濯機。棒を研究している。
(松本成弘・・・1984年 京都府生まれ。ダンサー、振付家。 2003年ダンスを始める。京都を中心に活動。2013年合田有紀作品「金魚繚乱」にダンサーとして参加。ソロ作品「溺愛」振り付け作品「人間間」を発表。金魚をこよなく愛す。自身の家に金魚を自家栽培して日々堪能)

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D。あの日、屋上で取り残されたAの息子。とある会社に勤めている。六畳一間のワンルームに住んでいて自宅から会社まで2時間かかる。
(芦屋康介・・・大阪府出身。関西を拠点に俳優・パフォーマーとして活動。 主な出演作品に『聞こえる、あなた?-fuga#3』(作・演出/太田省吾)、木ノ下歌舞伎舞踊公演『三番叟』 (演出/杉原邦生)、第1回精華小劇場製作作品『イキシマ breath island』(作/松田正隆 演出/松本雄吉)、第18回女性芸術劇場『姉妹たちよ』(演出/樋口ミユ) などがある。また木ノ下歌舞伎舞踊公演『三番叟』、矢内原美邦WS公演『スモールアイランド』などダンス作品にも出演)

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B。Eを先生とするどこかの学校の学生/Dの同僚/鍵。偏狭的な愛をCに注ぐ。
(勝二繁・・・高校生の時になんとなく演劇部に入り卒業まで続ける。京都の大学進学後、ワークショップ公演などを経て2004年から京都で本格的に活動を始める。主に役者。たまに作・演出にも挑戦。演劇ユニット日本海・船長)

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A。あの日屋上から落ちて棒になった男/Dの会社の先輩/冷蔵庫。日々、博士に研究されている。
(高杉征司・・・【俳優(元WANDERING PARTY代表)、NPO法人京都舞台芸術協会副理事長】同志社大学卒業。2001年にWANDERING PARTY旗揚げ。劇団として、2004年 ロクソドンタフェスティバル第一位、2006年 新宿タイニィアリス演劇祭招待、2008年 日本演出者協会主催若手演出家コンクール2007最優秀賞受賞(演出あごうさとしが受賞)、精華演劇祭vol.10 選出、2010年 横浜美術館開館20周年記念展「束芋:断面の世代」記念公演、国立国際美術館企画展「束芋:断面の世代」関連イベント『total eclipse-トータル・エクリプス-』上演、2010年 第31回Kyoto演劇フェスティバル招待、2011年 劇団解散。以後、フリーランスで活動。)

スタッフ/

衣装>>
南野詩恵・・・1986年 大阪府生まれ。衣装作家、デザイナー、一児の母。京都教育大学在学中より衣装制作を始める。卒業後マロニエファッションデザイン専門学校入学。在学中、マロニエファッショングランプリ優秀賞を受賞。「トリコ・Aプロデュース」「MuDA」「下鴨車窓」「O land theater 」など、様々な舞台衣装をデザイン、制作する。