「私の家族」関西公演チケット発売日【3月19日】

トリコ・A演劇公演2018 関西公演
「私の家族」

|作・演出
山口茜

|出演
天明留理子(青年団)
中田春介
吉岡あきこ
藤原大介
長尾純子
昇良樹


一人の女が助けを求めてやってくる
家の床下に死体があるという
あなたは半信半疑で女に同行する
床下のハッチを開ける

あなたは胸を撫で下ろす
目を凝らしながら言う
何もないじゃないか
あなたはハッチを閉めて
ふと身震いする
あなたの身体は気がついている
その闇に
あなたがすでに踏み込んでいることに

お前がいると 世界が汚れる


|日時

2018年
2018年5月31日(木) – 6月3日(日)
・全6ステージ
・上演時間:1時間45分

5月31日 19:00
6月1日 13:00 ★ 19:00
2日 13:00 ★☆◎ 19:00 ◎
3日 13:00 ★

受付開始は開演の40分前、開場は開演の20分前

*★印:13時の回の終わりに20分程度、山口茜とゲストによるポスト・パフォーマンス・トークを行います。
*☆印:無料保育サービス実施回
*◎印:聴覚障害対応字幕サービス実施回
*トリコ・Aプロデュースではどなたでもご観劇いただける環境づくりを進めています。ご希望の方はお問い合わせください。

|チケット料金

日時指定・自由席
未就学児童の入場はお断りしております

チケット 料金 備考
前売券 3000円 クレジット決済および指定銀行振込で受け付けます。
当日券 3500円
初日割 2500円 要事前予約。5月31日19:00の回のみ受け付けます。
ペア割 5000円 要事前予約。電話予約のみ受付。2名ペアでの予約で1名2500円で観劇いただけます。1ステージ5組限定。
3公演パスポート 6000円 合同会社stamp主催公演のうち3作品を選んでご覧いただけるパスポート券です。2018年度トリコ・A「私の家族」、サファリ・P「財産没収」、サファリ・P「悪童日記」、2019年度サファリ・P「新作公演」、トリコ・A「新作公演」の5つからお選び頂けます。

 

|25歳以下の方へ

各ステージ3名まで無料でご招待させていただきます。要予約。
観劇後、感想を書いていただきます。
いただいた感想は公表させていただく場合がございます。
詳細については、近日中に本ホームページにて情報公開予定です。

|チケット取り扱い ※3月19日13時チケット販売開始

  • こりっち!

携帯からの予約はこちらをクリック!

お電話およびメールでのお申込みの方へ
1.お名前/2.ご連絡先/3.チケット種類/4.ご希望枚数/5.ご来場日時をお知らせください。

|観劇サービス ※要予約

合同会社stampではどなたでもご観劇いただける環境づくりをすすめています。ご希望の方はお問い合わせください。

  • 無料託児サービス 6月2日(土)13:00の回
  • 聴覚障害の方のための字幕サービス 6月2日(土)13:00、19:00の回
  • 受付での筆談可
  • 車椅子でのご来場可

その他通常の観劇が困難な方は上演日の2週間前までにご相談ください。

|会場

ウイングフィールド
〒542-0083
大阪府大阪市中央区東心斎橋2-1-27周防町ウイングス6F
TEL: 06-6211-8427

|スタッフ

舞台監督:浜村修司、照明プラン:池辺茜、初演音響プラン:小早川保隆、照明操作:岩元さやか、音響操作:林実菜、衣装:南野詩恵、宣伝美術:堀川高志、宣伝写真・舞台美術:松本成弘、ドラマトゥルク:山納洋、ドラマトゥルク補佐:朴建雄、制作:曽根千智、協力:青木敦子、NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク、青年団、劇団飛び道具、ワンダー・プロダクション、SARUGAKUCOMPANY、DAE inc.
助成:公益財団法人セゾン文化財団、大阪市芸術活動振興事業助成金(申請中)
企画・製作:合同会社stamp

|お問い合わせ

電話:080-9462-3355
メール:toriko.a@stamp-llc.com
ウェブサイト:http://stamp-llc.com

山口茜
劇作家、演出家。2003年第10回OMS戯曲賞大賞受賞、2007年若手演出家コンクール2006最優秀賞受賞、2007年から2009年までの2年間、文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてフィンランドに滞在。2012年文化庁芸術祭新人賞受賞。2013年龍谷奨励賞受賞。2015年利賀演劇人コンクール優秀演出家賞一席受賞。2015年〜2017年、アトリエ劇研アソシエイトアーティスト。2016年よりセゾン文化財団シニアフェロー。近作に、カンパニーデラシネラ白い劇場シリーズ「椿姫」(CoRich舞台芸術祭り!2016春グランプリ受賞作品)のテキストなど。
合同会社stamp
2017年10月設立。公演ごとにキャスト・スタッフを集めて演劇の上演を行うトリコ・Aと、固定のメンバーで演劇上演活動を行うサファリ・Pの二つのカンパニーを有する。

カンパニーデラシネラ「椿姫」「分身」

ずいぶん暖かくなってまいりましたね。明日からカンパニーデラシネラ「椿姫」「分身」が世田谷パブリックシアターにて開幕です!私は微力ながら、テキストを担当させていただいております。いつもながら、デラシネラの世界観はオリジナリティに溢れていて、かつ、どんなお客様にも届く力があります。

 

皆様是非、劇場に足をお運びくださいませ。

詳しくはこちらから!

 

カンパニーデラシネラ「椿姫」「分身」

ただいま、デラシネラ「椿姫」「分身」のお稽古が、進行中とのこと。

山口も「分身」のテキストについて小野寺さんと打ち合わせをさせていただいております。再演ということですでにテキストはあるのですが、もう一度捉えなおしてみる、ということで、改めて小説「二重人格」(あるいは「分身」)を読み直しまして、もうびっくり。

ドフトエフスキー面白い!

そして何より、文字を読んで頭に浮かぶ情景が、デラシネラそのものなのが驚きです。

カンパニーデラシネラの作品には、2012年から6年にわたり、何度もなんども、関わらせていただいてまいりました。自分が関わっているものも関わらないものも合わせると、何本拝見したかわかりません。

真似したくてもできないデラシネラの世界は、なんとドフトエフスキーの小説の中にありました。初演の時はそこまでこういうふうに感じなかったのが不思議なぐらい、私の中では似ているのでした。

ドフトエフスキーといえば、私の好きな小説家はだいたい好きな小説家にあげます。何かがどこかで繋がっているんだなあと思います。

皆様ぜひ、デラシネラのドフトエフスキーをご覧にいらしてくださいませ!3月、世田谷パブリックシアターにて。同時に上演されます「椿姫」もテキストを担当させていただいております!

詳しい情報はこちらから

「私の家族」無事終了いたしました!

トリコ・A演劇公演2018「私の家族」@シアター風姿花伝、無事全日程を終了いたしました。ご来場くださった皆様、ご協力くださった皆様、応援してくださった皆様、そして、キャスト・スタッフの皆様に、厚く御礼申し上げます。

「私の家族」は六月に、大阪ウィングフィールドにて上演いたします。関西の皆様、ご期待くださいませ。

『私の家族』12月23日

稽古が始まって間もない頃、長尾さんがモリ役の中田春介さんのことを「山口さんのやり方を面白がれる人だと思う」とおっしゃっていた。その言葉の通り、中田さんは稽古場での出来事を面白がって眺めていらっしゃるように見える。山口さんの演出をわだかまりなく聞き、飄々と思ったことを口にされる。口数は多くないものの、中田さんの飾り気ない所感でその場が和んでいる。

文責:大貫

『私の家族』12月22日

だいぶ遅くなったが、訥々と役者紹介を更新する。
クミ役の吉岡あきこさん。多種多様なバイトをされており、稽古場でもその経験談が時々語られる。(この日の稽古では家電量販店でバイトされていたことが判明した)その体験からか周囲への目配りが利いていて、私が気がつかないところをしばしばアシストしてくださる。どんな種類のお酒でも飲める。そしてお酒の席でもさりげなく気を利かせてくださる。至らない演出助手ですみませんという気持ちで頭が上がらない。

文責:大貫

藤野節子さん降板のお知らせ

この度、「私の家族」に出演予定でした藤野節子さんが、体調不良のため降板されました。藤野さんの出演を楽しみにされていたお客さまには謹んでお詫び申し上げます。藤野さんは懸命に稽古に挑もうとしてくださいましたが、話し合いの末、体調を優先して頂くことになりました。

変わりまして、青年団に所属されている天明留理子さんにご出演いただくこととなりました。

本番まで四週間を切りましたが、キャストスタッフ一同、より一層創作に集中してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

なお、藤野さん降板によるチケットキャンセルをご希望のお客様は、お手数ですが、このウェブサイトの問い合わせフォームや、予約時にやりとりいたしましたメールアドレス、お電話番号にてご一報くださいませ。

トリコ・A主宰 山口茜

私の家族 12月21日

稽古中、座組最年少の昇良樹さんはよくいじられる。今日はプロンプの席に立派な椅子が勝手に置かれて、先輩を差し置いていい椅子に座る偉そうな若手俳優の図が演出された。そうしたパワハラ寸前のからかいを、昇さんはすべて爽やかな笑顔で受け止める。清々しいまでに邪気がない。しかし、「好青年」と単純にレッテルを貼ってしまうのがためらわれる。(いや、間違いなく好青年ではあるのだけれども。)白黒割り切れなさそうな不思議な底知れなさがある。きっと昇さんがあまりにも素直で(しかし流されずに物事を自分の基準で考える芯がある)、私とはかけ離れた人なので、掴み所がないと思ってしまうのかもしれない。

役者が数名不在ながらざっと通してみる。「(さらっと通してみると)いろいろな関係性がよく見えてくる」と山口さん。万全ではない稽古場でできることを探る。

文責:大貫

私の家族 12月20日

午前中はシアター・アクセシビリティネットワークさんにお越しいただき、山口さんと一緒に字幕作成の講習を受ける。『私の家族』は聴覚障害の方のために字幕作成を、子育て中の方のために完全無料の託児サービスを行う。演劇の社会的価値を言語化できる演劇人はたくさんいるけれども、公演へのアクセスを良くするための取り組みができている演劇人はそう多くないと思う。山口さんの思いと行動力が伝播することを望む。

15時30分から書き直されたシーンを中心に稽古。人物の関係性がよりわかりやすく明示される。カヤ役の長尾さんが、カヤの行動に一本筋を持たせるための重要な提案をする。長尾純子さんは筋が通った人という印象だ。自分の意思を表明するのを恐れないし、流されない。意志薄弱な私はやるべきことがあったとしてもつい飲みに行ってしまうし、終電も逃す。だが長尾さんは、きっちりと自分が帰るべき時間になれば帰り、断るときは断る。だが全くかたくなではない。自分の主張をするというよりも、場が合理に叶った方向に進むために意見を言ってくれているように私には見えている。
稽古後は中田さん、あきさん、昇さんと飲みに。(長尾さんは台詞を覚えるために断った) 熟睡してしまい、1日おくれで日誌をアップする。

文責:大貫はなこ

私の家族 12月17日

通し稽古をした後に、今日で京都に一旦帰ってしまう藤原さんのシーンを重点的にさらう。

藤原大介さんについて私が知っている二、三の事柄。
数多の修羅場をくぐり抜けて身についたのであろう、潔いが、抑制されたお酒の飲み方をする。じうちゃん(山口さんのお子さん)の相手が上手。稽古場でも飲み屋でも、場の空気を作ってくれる(決して自分を中心に場を回すというのではなく、慎ましやかに)。今回の現場では、誰よりも正確に台詞を覚えている。場が膠着しそうになったとき、山口さんのイメージを補完する的確な言葉を差し出してくれる。

藤原さんは今日の稽古で、人物の造形や関係性を際立たせるために非常に有効な提案をなさった。これからもっと作品は深まっていくはずだ。稽古後は山口さんと、演出助手の朴さんとミーティングを兼ねて定食屋に。テキスト、演出などの創作面からパンフ作成などの実務面まで話をする。『私の家族』とトリコ・Aへの朴さんの熱意に心動かされ、私ももっと山口さんと作品についての話をしてみようと思いを新たにした。

文責:大貫はなこ