この日もじうはお熱。
夫が仕事を休んでくれて、私は朝から稽古に参加することができました。
じうがいないので、自転車で芸術センターへ。
途中、郵便局で、劇場向けのご招待状を発送し、稽古場につきました。
午前中は、「ユダヤ人」と題したシーンを作りました。ここは、日置さんに担ってもらうシーンです。
悪童日記の中に出てくる代表的なユダヤ人は、靴屋さん、ひかれていく人の群れ、従姉妹です。
でも、すべてのユダヤ人登場人物を小説並みに細かく説明する時間がありません。
ダイジェストにせずに、その本質を伝えるためにはどうしたらいいか。
ここでは靴屋との絆をしっかりと描き、そのあと、虐待されるユダヤ人を描くという提案を、高杉さんがしてくれます。
台詞を追加し、イメージを作りこんでいきます。
そのあと転換に、空襲のシーンを追加して、セリフの配置をいろいろ変えてみることで、さらにユダヤ人のシーンを強く作り上げることができました。