OUR BABY

あっという間に出産から1ヶ月経ってしまいました。
身体的にはお世話が大変なぐらいで、後歩く体力が戻ってないぐらいで割と元気です。

うちにいる子はじうという名前です。
出産して数日経った頃、あれ?私、この子のこと自分の子だと思えない、と何度か思いました。
育てていくうちに自覚も出てくるやろ、とあまり深く考えていなかったのですが、

1ヶ月経った今もやっぱり思えない。
ただ可愛さと愛着と、それから責任感が増しただけでした。

絶対に死なせられない、という思いと、
将来少しでも生きやすいように育てたいという思いと、
不細工な顔ほど可愛く思えて愛が湧き上がってくるこの感じは、きっと親のそれなんでしょうが、

でも「My baby」という感じがしない。

でもこれって本当は、人間という動物の本能的にとても自然な流れなのかも。

「我が子」というのは単なる「言葉」で、実際、この子は私の子ではなくて人類の子なんだなあ、と思ったりしました。だから私一人が育てるわけじゃない。私はこの人の担当で、一番重い責任を授かったけど、私以外の人もみんな、この子を育てる義務がありますよ。という・・・⇦傲慢?

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私が出産をして、改めて家族の関係が色々と変化したのですが、
母と私だったり、弟たちと私だったり、いとこと私、だったり、もちろん夫と私も。

でも家族って、単なる小回りのきく小単位だなあと、私には家族と同じぐらい大切な仲間が、周りにおりますので、余計そう思うのですが、なんというか、悪い意味ではなく、特別ではない、でも大切な単位の一つだな、と思いました。

それでもこの1ヶ月、まるで私との関係を修復するかのように、必死で私とじうちゃんの世話をしてくれた母には感謝してもしきれません。色々ありましたが、彼女の愛情の深さをしみじみ感じました。あの人は自分が世話をするのは「家族だから」とか「娘だから」と思っているでしょうが、それは言葉に負けているというもので、あの人は人類の責任として私たちのお世話をしてくれたんだなあと思います。本能的には一番それを知っているはずの人です。

あと夫もそれこそ必死で、育てるということにフォーカスしてくれています。
今の言葉で言うとイクメンですね。
率先して子供に関わろうとしてくれているので、私の心はしんと静まり返っております。
(眠くてイライラはするけど)

なんか、何言うてるかわからんくなってきましたか。
よくわからない話ですみません。

もちろん腹を痛めて産んだのですが、
それこそ私の腹は私の腹ではなく・・・

京都は雨です。
あと何分寝てくれてるかなー。
泣き出したら多分、昼まで乳を離してくれなさそうです。

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じうちゃんが深く寝ており、なおかつ私の気持ちがまっさらな時間、つまり早朝に、諸々秋からのための活動の作業をしています。時間が足りないぐらいの方が、頑張るんよね。人は。というか私は。