月別アーカイブ: 2015年1月

もうすぐ赤ずきんちゃん東京公演なんですよ

ネットで赤ずきんちゃんの感想を見つける。褒められ慣れていないので、嬉しくてリンクはりまくります。うざくてすまんね。

何より今回嬉しかったのは、男性のお客さんが面白いと言うてくれたこと。

以下、多分オサンカタとも男性だと思うのだが、一番下の方は褒めている訳でもないと思うのだが、だからといって「嫌いだ!」とは言われていない(と思う)。これは私の芝居の中では快挙に近い。

そう、男性が私の芝居を突き放さないなんて。

昔から割と女性には甘い採点をしてもらってきた。男女ともに圧倒的に「分からん!」という人が多かったが、女性からは意外と「分からないけど面白かったよ」みたいな、すみませんいつも傷を消毒して頂いて、みたいな感想を頂いてきた。でも男性は違った。いつも突き放したかんじで「分からない」「面白く無い」と言われてきた。辛かったよ。これで容姿端麗だったら「わからないやつが悪い!」と強気でいれたのかもしれないけどさ。

ところが今回、以下のオサンカタは、分からない、気持ち悪いといいながらも、いちおうなんだか突き放してはいないじゃないか。そう思うと逆にこっちが感動してしまった。

いや、広いインターネットの世界、どこか探せば辛口が書いてあるのだろうし、そもそも面白く無かったから書かないという人もいるだろうが、とにかく私としてはとても快挙だったので、あげておきます。ありがとうございます。

習慣HIROSE

シアターを楽しもう

観劇メモメモ

また、お知り合いの劇場関係者の方から、匿名で以下の感想も頂きました。東京公演、チケット予約をする際の参考にしていただければ。どうか、予約してください。

<<トリコAの「赤ずきんちゃん」。パンフの表紙に作・演出の山口さんが、ある事件の動画を見て「彼(加害者)は、被害者のような表情で自分の事件を語っていた。…この違和感、この表情を演劇にしたい…」と書いていました。それは、見事に芝居に現れていました。それは、どこか他人事、無責任、想像力の欠如に繋がって、世の中を腐敗させる勢いです。なのに歌あり、笑いあり、関西らし〜いお芝居でもあります。山口さんの巧みな言葉遣いと女性らしい、しなやかな演出に脱帽です。私の周りでも、腐敗させる状況を多々見ますが、あのお芝居で笑い飛ばせるなぁと思いました。>>

ありがたいお言葉。笑い飛ばしていく。これが私の武器なんだ。と最近気づいた所なんです。真面目には語れない。善くも悪くも。

あと見つけたブログ全部掲載させて頂きます。皆様話題にあげていただいて本当にありがとうございます(中にはきっと、男性もいらっしゃる)。見つけられなかった方、良ければご一報くださいませ。

かなたのブログ

an☆ponta☆n

Musicmessage timeline2

ひめ日記

(「舟歌は遠く離れて」にご出演いただいた日詰さんのブログ。逆にわらわしてもらいました)

そうなの、女性は笑えるのですね。

はー

褒められるって嬉しいなー

でも、課題もがっつり見つけたし、自分の理想とするところにはほど遠いので、このぬるま湯には時々浸かりに来るぐらいにしときます。

でもまずは東京、観に来て頂きたいなあ。

初日があけたら、私に出来る事はほとんど無くて、ただ毎日劇場に来て、本番を観て帰るだけなのだが、それでも楽日が終わるまでは夜、興奮してほとんど眠れなかった。あのシーンはどうだとか、歌がリフレインしたり、もう体全体が休み無く騒いでいる状態。

月曜日に本番を終えて、帰って荷下ろしをして、ぐったりだったけど翌朝からシニア劇団のお稽古で、その日にシニアの打ち上げがあって、シニアにパワーをいっぱい分けてもらって帰って来てやっと次の日の事を考えずに寝た。起きたら久しぶりに「寝るってこういう事よね」と思った。本番あけるまで、私ほとんど寝てなかった。それがでも、辛い訳ではなく。辛くて次の日起きれない事も無い状態。完全に躁状態。

でもまあ、ちゃんと寝れてみたら、身体が「お前なー」とあきれ顔なのが分かった。唯一、食事だけは公演期間中ねをさんにつくって頂いていたので、なんとか乗り越えられたのかもしれない。

観に来て下さった方に色々と聞かれるのだが、皆さん、まんべんなく出演者全員+ウミネコを褒めて下さるのが嬉しい。

ぱっと分かりよいのはもちろん、右近さんと村木さん。二人の事はもう、みんなべた褒めだった。あの人達をウィングに閉じ込めたらこんなことになるねんな、とみんな思ったと思う。私が最初に村木さんと稽古場でお会いした時に受けた衝撃を、皆さんにお伝えできて良かった。破壊力というかなんというか。右近さんなんか、芝居なんて二の次よ、という顔で稽古場ムードメーカーをつとめていたくせに、本番で最もお客さんを沸かすという信じられない離れ業を見せつけて下さった。

田中遊さんと小沢道成くんに関しては、誰だか分からなかったという方が多かった。私の知っている田中さんや小沢さんではない、と何人かから言われた。田中さんはもっとぴりっとした端正な男前で、小沢君はお洒落なイケメンのはずなのに、とシニア劇団のMさんの言葉が言い当ててる。

武田暁さんは、私のずっと観てみたかったコメディエンヌとしての表情が舞台上にあって、それにはまって下さった方が多かった。数人から贅沢な使い方だと言われた。確かに、超高級生クリームを少しだけ絞ったみたいなやり方だな(意味わからんか)

大石君は、表情がすごいと色んな人に言われた。劇の構造上、大石君を頼りにお芝居を観る人が多いと思うのだが、ピッタリはまっていたと言われた。若いのに積極的に良い物に触れに行く行動力のある人なので、それをどんどん自分のものにしていくのだろう。

ウミネコのおかげで楽しめたという方も多かった。音楽本来の凄さだけでなくて、洋平君の作曲や、エコちゃんと洋平君の演奏が、客席と舞台をつないでくれた。もちろん二人の息子のSのパワーもあるのだろう。

美術や衣装も照明も褒められた。五木さんと詩恵さんはともに産後のトリコ初仕事。照明の池辺茜ちゃんや音響の奥村朋代ちゃんは、影で日向で私を支えてくれて、ねをさんは食事と受付回りを仲間大量動員してこなしてくださった。

全てが上手く調和していたと言って下さった方の多い事。

そうだ、そもそもチラシが良くて観に来てくださった方も多かった。それって凄い事だ。堀川君。

もちろん裏でもっと多くの仲間達が支えてくれていて、本当に素晴らしい現場だった。ウイングフィールドの皆さんにも本当に親切にして頂いた。

東京は2月。それまで皆さんゆっくり休んで、力を蓄えて頂けたら嬉しいなあ。

もちろん、自分的にまだまだな部分をまた今回もまざまざと見せつけられたが、そうじゃないと続けてられないとも思った。改善部分が山ほどある事にほっとしてしまう不思議な感覚。

日が長くなったな。スーパーでは菜の花が売られている。

写真はお客様に頂いた差し入れ。

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明けましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になりました。

ホワイト正月ですね。

新年から雪が降るのはいつぶりでしょうか。庭の木がすっかり木にやられてしまいました。テレビも無く、家から出られず、お酒も飲めないので、ひたすら「赤ずきんちゃん」や子どもワークショップのご案内の郵送準備に明け暮れておりました。

他にもやりたい事はたくさんあるのですが、これを済ませないと創作に手はつけられない気がしたのでがんばりました。ずっと制作さんに任せてきたDM作業。自分でやって初めて、その大変さが分かったし、なんだか、丁寧に作業が出来た気がします。いま、赤ずきんちゃんに全力投球させてもらっているので、ご来場いただきたい気持ちが凄く強くて、それが作業に繋がった感じがして辛く無いんです。うーむ。さらにがんばってると、「観に行きます!」とかってレスポンスがあるたびにやる気が増したり、ダイレクトメールの文章の内容を対象に寄って変えたり、住所が変わりましたとわざわざご連絡下さる方もいてしんみり感動したりしました。うーむ。自己啓発セミナーのようだ。

明日明後日は赤ずきんちゃんの事もう一度考え直し、まだ発表していない春の公演についても企画内容を詰めなおしたいと思います。創作と制作はほんと、びっくりするぐらい使う部分が違うので、日ごとに変えるのがベターのようです。

今年もどうぞ、よろしくお願いいたします!